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  1. 福島市議会 2019-03-19
    平成31年3月19日経済民生常任委員会−03月19日-01号


    取得元: 福島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-22
    平成31年3月19日経済民生常任委員会−03月19日-01号平成31年3月19日経済民生常任委員会  経済民生常任委員会記録  平成31年3月19日(火)午前9時59分〜午後3時53分(9階904会議室) 〇出席委員(9名)   委員長      石原洋三郎   副委員長     誉田憲孝   委員       佐々木優   委員       後藤善次   委員       斎藤正臣   委員       黒沢 仁   委員       佐久間行夫   委員       山岸 清   委員       渡辺敏彦欠席委員(なし) 〇市長等部局出席者農政部農業委員会)   農政部長              斎藤房一
      農政部次長             橋信夫   農業振興室長            齋藤誠一   農業振興室次長           茂木孝章   農業振興室農政企画係長       神野秀樹   農業振興室生産推進係長       朝倉 忠   農業振興室生産推進係主任      高野博正   農業振興室次長補佐販売促進係長  清野正紀   農業振興室6次化係長        赤間公子   農業振興室農業被害対策係長     宗像邦博   農林整備課長            渡邊 明   農林整備課長補佐管理係長     平野雅樹   農林整備課林務係長         佐久間智明   農林整備課農業施設係長       野地正行   農林整備課主任技査兼地籍調査係長  柳澤 隆   市場管理課長            尾形昌宏   市場管理課主任           国島信一   農業委員会事務局長         石川英弥   農業委員会事務局庶務係長      遠藤 彰   農業委員会事務局農地係長      阿部裕一 〇案件 1 議案審査   議案第33号 平成30年度福島市一般会計補正予算中、農政部農業委員会所管分 ─────────────────────────────────────────────                午前9時59分    開  議 ○石原洋三郎 委員長  ただいまから経済民生常任委員会を開会いたします。  農政部農業委員会の審査を行います。  初めに、議案第33号平成30年度福島市一般会計補正予算中、農政部農業委員会所管分を議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎農政部長 説明に先立ちまして資料を配付させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。 ○石原洋三郎 委員長  はい、お願いいたします。      【資料配付】 ◎農政部長 議案第33号平成30年度福島市一般会計補正予算中、農政部農業委員会所管分につきまして説明申し上げたいと思います。  内容につきましては、農政部次長より説明申し上げますので、よろしくご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。 ◎農政部次長 それでは、議案第33号平成30年度福島市一般会計補正予算のうち、農政部所管分について説明いたします。  お配りいたしました委員会資料で説明いたします。なお、お開きいただきまして、委員会資料のページの右上に補正予算説明書(その2)のページを記載しておりますので、ご確認をお願いいたします。  それではまず、資料の1ページをごらんください。歳入歳出予算補正でございます。初めに、福島大学農学系教育研究組織設置支援事業費でございますが、2億3,546万4,000円を減額するものでございます。これは、福島大学が発注いたしました食農学類施設工事等の入札結果によりまして、実施事業費が当初計画を下回る額となりましたことから、市の財政支援額については、補助金交付要綱により、当初計画事業費に対する実施事業費の割合により補助金を減額するものでございます。  平成30年度の予算現額に対する実施額と補正額及びその財源につきましては、1番の表でございますが、補正額の表をごらんください。こちらのとおりとなります。  2番の福島大学の発注する工事等の請負契約額及び当初計画事業費に対する契約率の表をごらんください。平成30年度と平成31年度の請負契約額とその内容、当初計画事業費17億8,500万円に対する契約率を記載しております。平成30年度につきましては、建築本体、電気、機械設備工事工事監理業務といたしまして、請負契約額の合計が12億559万2,000円でございます。そういたしまして、当初計画事業費に対する契約率は67.54%となっております。平成31年度につきましては、請負契約額が1億5,000万円を見込んでおります。これは、地盤が軟弱であることがわかったために、くい工事が増額となることから、平成31年度に契約の変更増を行います。このほか、平成30年度に契約いたしました建築本体工事及び設備工事とは別に、平成31年度において発注いたします附帯工事事業費でございます。  3番の各年度の補助金額及び算出方法の表をごらんください。平成30年度の補助金算出方法でございますが、平成30年度当初予算額の7億2,540万円に先ほど説明いたしました契約率67.54%を乗じた金額4億8,993万6,000円が実施額となるものでございます。なお、平成31年度についてでございますが、平成30年度から平成31年度までの当初予算におきます総額14億5,080万円でございましたが、これに対する全体の契約率75.94%を乗じて全体の実施額を算出いたしまして、その額から平成30年度の交付額を差し引いた額6億1,180万3,000円を平成31年度の補助金額とするものでございます。  4番の表でございます。全体事業費の変更の表をごらんください。平成30年度当初予算時を変更前といたしまして、今回の補正後の予算を変更後といたしまして、補助金額を比較した表でございます。  なお、食農学類棟はことし12月に完成の予定でございます。  次に、資料の3ページをごらんください。担い手確保経営強化支援事業費1,076万円を計上するものでございます。これは、国の2次補正予算の配分があったことから、下の表にありますとおり、農業法人農業機械等を導入するにあたり、経費の一部を助成するものでございます。なお、補助対象経費の2分の1を助成するもので、財源は全額県の補助金でございます。  次に、4ページをごらんください。鳥獣被害対策強化事業費345万円を追加するものでございます。これは、増加するイノシシ被害の軽減を図るため狩猟捕獲の個体数調整を強化するもので、個体数調整協力者への支援金を150頭分追加するものでございます。この支援金は、1頭当たり2万3,000円でございまして、その財源の内訳は県が1万3,000円、市が1万円となっております。なお、今回の補正は狩猟捕獲分の補正でございます。狩猟捕獲では当初予算で350頭、実施で500頭とするものでありますが、そのほか有害捕獲がございまして、この250頭を捕獲助成の対象と市はしているところでございます。合わせますと、当初予算で600頭、実施で750頭となるものでございます。なお、本市のイノシシ捕獲数の状況につきましては右側の表に記載いたしましたので、ごらんいただきたいと思います。  次に、5ページをごらんください。地域の恵み安全対策協議会運営補助事業費1,410万円を追加するものでございます。これは、平成24年度から実施しております米の全量全袋検査でございますが、市産米の検査につきましては市の地域の恵み安全対策協議会が実施しております。この検査に必要な財源は、県の補助金と県のふくしま恵み安全対策協議会からの交付金でございます。この財源となっております県のふくしま恵み安全対策協議会からの交付金が減額となることから、市からの補助金を追加するものでございます。この交付金につきましては、検査いたしました袋の数に応じまして交付されておりますが、平成30年産米の検査件数が27万2,300袋程度と見込んでおりましたが、実績が約23万6,400袋となりまして、約3万6,000袋少なかったために、交付金が減額となったものでございます。これは、フレキシブルコンテナバッグ、いわゆるフレコンでございますが、このフレコンという1トンの袋によります出荷がふえまして、30キロ袋の検査件数が減少したこと、また昨年の夏場の高温、少雨の影響で収量が減少したことなどが原因と考えております。そういたしまして、一番下に記載しておりますが、支出の決算見込みから収入の決算見込みを差し引きました1,410万円を追加するものでございます。  次に、6ページをごらんください。防災ダム事業費1,474万3,000円を追加するものでございます。これは、大笹生ダムは老朽化が進み、県が主体となり平成30年度から更新事業を実施しております。国の2次補正予算の配分があったことから、県事業負担金を追加するものでございます。補正額の欄をごらんください。事業費2億4,019万9,000円の市負担分6%の1,441万2,000円、これに県土地連の賦課金33万1,000円を加えまして、1,474万3,000円を追加するものでございます。なお、財源には市債を充当しています。また、事業の全体計画につきましては下の表のとおりでございますので、ごらんいただきたいと思います。  次に、7ページをごらんください。地籍調査事業費1,000万円を追加するものでございます。これは、国土調査法に基づく地籍調査を実施しておりますが、国の2次補正予算の配分があったことから、事業費を追加するものでございます。  次に、8ページをごらんください。繰越明許費補正でございます。記載のとおり、8つの事業が農政部所管でございます。1番の担い手確保経営強化支援事業1,076万円、3番の防災ダム事業1,474万3,000円、4番の地籍調査事業1,000万円、これらにつきましては国の2次補正予算の配分による補正予算でございまして、それぞれの欄の右端に記載してありますページで説明いたしました事業でございます。これらにつきましては、年度内に完了できないため、次年度に繰り越すものでございます。  次に、2番のふくしまスカイパーク整備工事でございますが、誘導路を整備するために9月補正予算によりまして工事を発注したところでございますが、整備予定箇所の隣接地で施設利用者が施工いたします周辺整備工事との調整に不測の日数を要したため、前払い金として今年度支出いたしました金額を差し引きました507万2,000円につきまして次年度に繰り越すものでございます。  次に、5番、ため池等放射性物質対策事業でございますが、地元管理者との調整及びため池の凍結など不測の日数を要したため、前払い金として今年度支出いたしました金額を差し引いた金額11億1,489万2,000円を次年度に繰り越すものでございます。  次に、6番、農山村地域復興基盤総合整備事業交付金基金積立金3億997万4,000円でございますが、これはため池等放射性物質対策事業の財源といたしまして国から交付されます福島再生加速化交付金を積み立てているものでありますが、平成30年度の交付金について次年度に追加申請することから、次年度に繰り越すものでございます。  次に、7番、ふくしま森林再生事業でございますが、所有者等による整備が停滞しております民有林について、市が森林施業路網整備を実施しておりますが、平成30年度は8つの地区、8地区で事業を実施いたしましたが、そのうち1つの地区で植栽する苗木の確保に不測の日数を要したため、3,911万9,000円を次年度に繰り越すものでございます。  次に、8番、林業専用道整備事業でございますが、主として林業専用のための道路でございます林業専用道整備事業を実施しておりますが、当初予定しておりました道路計画が、現地測量の結果、計画変更となり、福島県との設計変更協議に不測の日数を要したため、平成30年度支払い額を差し引いた1,164万6,000円を次年度に繰り越すものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○石原洋三郎 委員長  ご質疑のある方はお述べください。 ◆山岸清 委員  いただいた資料の4ページ、イノシシ対策。やっていただくのはいいのだけれども、イノシシの肉は食えないのだっけか、これ放射能汚染で。 ◎農業振興室農業被害対策係長 今ほどのお話ですが、まだ出荷制限が続いておりまして、まだちょっとそういう状況ではございません。 ◆斎藤正臣 委員  同じく4ページなのですが、今年度の被害見込み額イノシシによる農作物の被害見込み額を昨年度との被害額の推移も含めて教えていただきたいです。 ◎農業振興室農業被害対策係長 まず、平成30年度の調査が一応終わりまして、ある程度暫定的ではあるのですけれども、平成29年度と平成30年度の比較ということで申し上げます。まず、平成29年度については、被害額は1,381万1,000円、被害面積に関しては95.3ヘクタールとなっております。平成30年度については1,403万5,000円、被害面積につきましては110.5ヘクタールというふうになっておりまして、少しずつまた上がってきているという状況でございます。 ◆斎藤正臣 委員  被害額は、残念ながら上がっていますけれども、ただその捕獲頭数というのは格段に上がっていますよね。やっぱりこの取り組みを続けないことにはもっともっとその被害額がふえるということで、その捕獲というのはこれからもやっぱり続けなければならないというような考え方の予算措置ということでよろしかったでしょうか。 ◎農業振興室農業被害対策係長 今ほどのお話のとおりでございまして、やはり捕獲頭数今回かなり伸びていますけれども、本議会の市長答弁でもありましたけれども、今回、今年度というか、冬の傾向として積雪量がちょっと少なかったということもあり、またその捕獲のしやすさというのもあって捕獲頭数が伸びたという要因もあるのですけれども、やはり狩猟者の皆さん、現場のほうの皆さんにお話を聞くと、やはり全体の頭数がふえている傾向は否めないとのお話ありますので、やはり引き続き農政部としては捕獲対策というのは必要だというふうに我々認識しております。 ◆渡辺敏彦 委員  今回補正でもやったのだけれども、去年も秋口には予算がなくなってしまって、だから次の議会まで待たないで、予備費か何かで部長権限においてすぱんと出さないと、次の議会で補正組むというと時間かかってしまうでしょう。これのためだけに緊急会議開くなんていうわけにいけないでしょう。そのような臨機応変な対応しないと、この前も言ったように、本当に4カ月で生まれてしまうから、腹大きくなるのが残っていると、二、三カ月で生まれると五、六匹ふえてしまうでしょう。そうすると、逆にふえると金かかってしまうでしょう、駆除というか、捕獲するのにも。その辺の臨機応変な対応できないのかなというのがまず1つなのだけれども。この前、余り聞くと気の毒だから、聞かなかったのだけれども。あと、よく聞くのが、被害の金額的には大したことないなと思う、変な話だけれども。猿とか何かよりは多分少ないのでないのかと思うのだよね。安いもの、芋とか食っているから。ただ、よく聞くのは交通事故とか何かあるのね。前も市内の遅沢あたりで100キロぐらいのやつが車にぶつかってしまって、後ろから来たら追突したとかってあったし、ここ最近もどこかで事故あったみたいなのだけれども、余り頭数がふえると、結構夜道路に出てきて当たるイノシシがいるみたいなのだけれども、交通事故の被害とか何かというのはこっちに当然、道路で亡くなれば、猟友会に言って、あれ運んでもらえるのだよね、多分片づける人がいて。そういう被害というのはどうなのだろう。人が牙でやられたなんていう話は余り聞かないのだけれども、交通事故を結構聞くのだけれども、その辺わかれば教えてください。 ◎農業振興室農業被害対策係長 まず、予算の関係のお話から入りますけれども、これに関しては、今年度1つ言えることはイノシシの捕獲の報告書の出し方なのです。それが3カ月とか4カ月とか結構まとまって出てきているということと、それによってこちらでその頭数が、何頭捕獲したというのが把握しにくかったという面が正直ございました。新年度については、その点を十分注意して、一月、1カ月単位で捕獲の頭数を把握して、できるだけ早い段階で状況を把握して、少ない見込みが立った場合については、先ほど委員の方もおっしゃっているように、既定予算の中でやりくりをするとか、あとは補正を早急に計上するとかという対応をとりたいというふうに考えております。  次に、事故に関してですけれども、事故に関しては、イノシシは、他県においては、狩猟者の後ろからイノシシがかかっていって、けがをしてしまったとか、あとはテレビとかにも出てきましたけれども、ダムに近いところでイノシシが集まっていたりとか、あとは本当に都市部ではないですけれども、市街地の中にイノシシが入り込んで、イノシシが人をはねるというような状況もありましたので、生活環境被害が今ふえているということはおそらく間違いないというように認識しております。あと、車にひかれたというケースに関しては、主に国土交通省のほうで対応する、国道の場合は対応して、その方がその遺体、イノシシであるとか、いろんなものを運んでいくという形になります。ことし、今年度については10月にニホンジカが13号線に出まして、車と衝突したという案件はございますし、あとは同じく13号線の栗子トンネル付近で熊をトラックがはねて、熊が死んでしまったというような、そういう案件がございました。  以上でございます。 ◆黒沢仁 委員  これ捕獲したイノシシの申請あるではないですか。これは、1カ月ごととか何かで、その期間関係なく、狩猟者がある程度捕獲した段階で申請するのですか。まず、そこ1点。 ◎農業振興室農業被害対策係長 報告書については、それぞれの猟友会の方部というのがまずあって、その方部がそれぞれの支部長にお出しするという流れに今のところなっているのです。その方部のほうで月締めで今出しているという状況ではなくて、それぞれ集まった段階で出していると。当然その方部によって報告書の数というのは違いがありますので、大分その出し方にちょっとむらがあるということはちょっと否めないので、そこをあえて月で区切ってきちっとやりたいというふうに新年度は考えております。 ◆黒沢仁 委員  そうすると、今までは、その支払い方法というのは、その申請を受けて、受けた後お支払いしますよというような部分で、その辺の期間なんかはどれくらいかかって狩猟者のほうに補助金として行っていたのですか、今までは。 ◎農業振興室農業被害対策係長 今まではまとめて、その期間が終わってからというお支払いの仕方でした。 ◆黒沢仁 委員  まとめてということは1年で。 ◎農業振興室農業被害対策係長 ええ、そうですね。狩猟期間が終わってということになります。今度狩猟期間が終わって、狩猟の部分のお支払いということになりますけれども、その場合は大体3月末とか4月の頭ぐらいにまとめてお支払いをして、それを支部でまたそれぞれの方にお分けするという形になります。 ◆黒沢仁 委員  わかりました。なるべくやっぱりそういった支払いは早目、早目にしながら、やっぱり狩猟者のいわゆるやる気というか、そういうふうなことを起こさせることも必要なのかなと。これ平成29年、平成30年ってこれだけ捕獲頭数がふえているということは、当然平成31年度もこれと同じペースでふえてくる可能性が、捕獲頭数の、可能性があるのではなかろうかとやっぱり推測するのです。平成31年度の、これから予算書のほうになっていくのですけれども、今回は補正なのですけれども、先ほど渡辺委員が言ったとおり、やっぱり本予算で対応し切れない部分というのが当然この数字からはかり知れるのではないかと。そうした場合は、やっぱり補正の段階で早目に、いわゆる申請を早目にしてもらうことによってその頭数を確実に把握して、補正のほうに結びつけていっていただければなと、これは要望でございます。  そして、あともう一点。これ、くくりわなだの箱わなってあるでしょう、種類。大体の状況はわかるかい。 ◎農業振興室農業被害対策係長 おおむねではあるのですけれども、今現段階ではあるのですけれども、ほぼほぼくくりわなのほうが多いという状況ではあります。 ◆黒沢仁 委員  くくりわななのだ。箱わなはなかなか難しくてね。 ◎農業振興室農業被害対策係長 ええ。箱わなも難しい部分が確かにございます。やっぱり入るまでに、イノシシが認識するまで時間がかかるということです。 ◆渡辺敏彦 委員  ずっとイノシシの話で悪いけれども、この前聞いたのだけれども、流れとしては、わなでとる、箱でとる、猟銃で撃つ、いろいろあるのだけれども、例えば箱に入るでしょう。それを生きたまま持っていけないでしょう。あるいは、足にかかるでしょう。そうすると、これも生きたまま持っていけないでしょう。この間スマホで見ていたら、熊をとって、にこにこ笑っていた町会議員がどうのこうのなんてあったのだわね。かわいそうだろうみたいな。イノシシの場合は余り出ないのだかもしれないけれども、これの、どうやって殺すかと言えばいいのだろうけれども、それどういうふうにするかとかって、例えばやりで刺すなんていう人もいると聞いたことあるのだ、俺。かわいそうだろうなと思うのだけれども、その辺の例えば猟銃でここをきちっと撃つとか。その辺の指導どうなっているのかとか、あともう一つはその亡くなったものを、支部長に連絡来て、クリーンセンターのほうに連絡して、何頭だかなんていう連絡しなくてはならないみたいなのだ。それも、水原のほうでは開パの近くに穴を掘って埋めてしまって、いっぱい埋めてしまったということなのだ。だから、それクリーンセンターに全部持っていったらば1日五、六頭だとか言っていのかな。大変なのだけれども、その辺の最終的な処分というのはどういうような指導というか、方針でやっているのかもお聞きしたいなと思ったの。 ◎農業振興室農業被害対策係長 まず、とめ刺しに関してなのですけれども、基本的にはおっしゃっているように銃でとめ刺しというのが一般的なのですけれども、あとは特殊なやり方としてイノシシの額に、とんかちのようなものがあって、それでばあっと頭をたたいてとめ刺しをするという場合もあります。あとは、刺すとおっしゃいましたが、電気とめ刺しの電気でとどめを刺すという方法もあります。とめ刺しに関しては、動物保護団体の方々がちょっといろんな意見がありますので、そういった部分を留意しなければいけないのですけれども、県のほうでは電気とめ刺しについては推奨はしていない。ただ、だめだとも言っていない。やはりそれはケース・バイ・ケースだなというようなことが結論かなというふうに認識しております。  あともう一つは、埋設に関してのお話と、あと焼却に関してのお話がございましたけれども、焼却については基本的に、今お話あったように、あぶくまクリーンセンターで1日6頭の受け入れをしています。あと、松川については、松川の今年度自治振興協議会のほうからもそういった話が出ているのですけれども、その松川にあった埋設場所を、ちょっとそこがいっぱいになっている部分もあるので、別な場所をということで、ちょっと我々も間に入らさせていただいて、別の場所を今設けております。そういったこともあります。あともう一つは、狩猟者の方が、やっぱり農業被害でやられているということもありますので、農業者の人が埋設場所を提供して、ここに埋めても構わないから、何とかとってもらえませんかみたいなお話を受けて、やっていらっしゃる方も結構いるので、意外とそこら辺はうまくやって、埋設場所を確保しているという狩猟者の方もおります。そんなところでございます。 ◆渡辺敏彦 委員  そうすると、あぶくまクリーンセンターで、あらかわクリーンセンターにはそういう施設がなかったりするのかな。どのぐらいの頻度というか、比率というのか、埋めてしまうほうが多いのかい、燃やしてしまうのが多いのかい。例えば600、700とったとすれば。 ◎農業振興室農業被害対策係長 今現時点で正確な集計は出していないのですけれども、あぶくまクリーンセンターの利用は、今年度は比較的多いのかなというふうに認識しています。今のところは、年間の捕獲頭数の4割から6割ぐらい利用されております。比較的頻度が高いです。 ◆山岸清 委員  きょうの新聞、中央紙のコラムに出ていたよね。見た人もいたかと思うけれども、イタリアなんかもイノシシ被害がすごい。イタリアは、昔狩猟してイノシシの肉食っていたのだね。ところが、食っていたのはいいけれども、そのときは足りないからって今度繁殖力の強いイノシシ入れて、そしてふやしたのだ。そしたら、今度時代が変わって、狩猟者が減って、なおかつイノシシがどんどんふえて、それこそ高速道路で事故って、今度人が5人くらい死んだ事故、イノシシが団体で、高速道路だから、だだだだって追突で死んだという記事あって、イタリアでも相当悩んでいるようだ。結局やっぱり昔は冬のレジャーには相当鉄砲撃ちがはやっていたときあったのだ。だから、福島でも山に行ってウサギとったり、ただ狩猟をやるときは犬飼わなければならないでしょう、鳥でも何でも。だから、その犬の餌代が大変で、飼わないのだ。ただ、俺知っている公務員の人は、犬飼わないで、自分一人でウサギとりしていた人もいた。ただ、狩猟者が今は少なくなった。俺も実は持っていたのだ、猟銃もらって。そして、松川で試験してやって、撃って、許可もらって、やったけれども、ガンロッカーを設置して、あとは弾何ぼどこで買って、何ぼ残してなんて、管理が大変で、すぐ、1年もしないで警察に届けて、廃銃にしてもらったけれども、結局そういう世の中の流れで、あと農家の人と言っては失礼だけれども、一般にもいっぱい趣味が多くなったでしょう。昔は、マージャンと野球と鉄砲くらいしかなかったのだけれども、今はいっぱい出てきたから、何を言わんとしているかというと、意見として、この狩猟の猟友会の人らをふえるような施策をやってもらいたいというのと、あとはやっぱりさっきも言ったけれども、肉食ってみな。うまいのだから。だから、そういう文化をやってもらいたいと思います。希望、要望です。 ◆渡辺敏彦 委員  これこそ肉を食べるのもいいけれども、その肉の放射性物質の検査とかというのは、あれ農政部でやるのでなくて、とった人がやるのだか、誰がやっているの。そして、どのぐらいになっているのだ、今。だから、今何ぼかなんていうのはわからないでしょう。個々によって違うのだかもしれないけれども。 ◎農業振興室農業被害対策係長 基本は100ベクレル以下というような規定になっているのですけれども、例えば大体ほぼほぼそれでおさまっている部分があるのですけれども、突然、田村市さんとか、いろんなところで1万超えたりとか、7,000超えてしまったりとかというのが時々出ている、そういうのが今も出荷制限が続いている要因だというふうに見ているのですけれども、その部分は難しいところもあるのかなという認識です。 ◆渡辺敏彦 委員  福島でとったイノシシ何ぼかというのはどこで検査するのだいと。だから、早く食べたいと言う人いるわけだから、これは安全だよというのは食ってもらえばいいのだ、みんなで。そういう検査というのは特別していないのかい、あれ。だから、自分でとって、支所に行って、はかってもらうしかないのかな。それしかないか。 ◎農業振興室生産推進係長 検査においては、県のほうで、県の試験場のほうで検査をして、それを国に報告するという形で、その結果に基づいて出荷制限なりの制限がかかるということになります。 ◆渡辺敏彦 委員  話を変えて、ため池の放射性物質対策、これ補正予算であるのだけれども、これは面積とか何かで、このぐらい以上の面積でなければだめだとかという話、この前、除染等対策委員会やったらば話が出たのだけれども、ちっちゃいため池いっぱいあっちこっちにあるでしょう。それの検査ぐらいしてくれないかなという話があったの、委員会の中で。地区の対策委員会の中で。ため池やるよとかって言ったけれども、ちっちゃい池って多分対象になっていないのでないかと思うのです。ただ、それの検査しないと何か気持ち悪いかと。例えばそこから泥水流れていって吸ったらば、その地域一帯が米を出せなくなったりするから、検査だけしてくれないかという話だったのだけれども、その辺というのはやる気はあるのかい、この国の予算の中で。対策委員会の中では多分だめだみたいな話だったのだけれども。 ◎農林整備課管理係長 個人のため池につきましては、ことしの6月のときに、一定程度、福島市のため池台帳に載るような規模のものについては、追加で県のほうにモニタリングを頼んだところですが、小さいものにつきましては、今のところ、市のほうではモニタリングをする予定はございません。 ◆渡辺敏彦 委員  例えば市のほうでやらないけれども、ため池を自分で持っている人がそこの泥をとって持ってきてください、検査しますよといった無料サービスというのかな。結局、だってそのため池で田植えで流れて、そこの地区全体の問題になってしまうでしょう。だから、何らかの手だてをとらないと、そのため池台帳に載っていないものはやらないとか、おかしいのでないかなと思うのだ。だから、その辺、結局いつまでも風評被害が続いたり、放射性物質出たらばその地域全体が問題になるのだから、やるべきでないかなと思うのね。市では考えていなくても、これから考えていかなければいけないでしょう。後でまた騒ぎになったときに、役所で何していたのだと言われそうな気がするのだ。おまえら何していたのだと我々も言われるのでないかと思う、万が一出た場合は。ここで決められる問題でないかもしれない。市長の英断か。特別ないかい。 ◎農政部長 ただいまの渡辺委員さんからのお話については、以前もこの委員会の中でお話をいただいておりまして、管理係長からも申し上げましたが、地目でため池については一通り、市内500カ所、全て一応内容を地目で登録されているところは確認をさせていただいて、その中でも比較的面積の大きいところということと、あとその実態に合わせて、いわゆる使用されていると思われるため池については調査をさせていただいていまして、先ほどの基金を使った事業で来年度以降、おおよそ20カ所、県のモニタリングを受けて、実施する方向で今調整を行っております。あと、今委員がご指摘の小さなため池については、申しわけありませんが、私のほうでも、ちょっと数が数ということもあって、実際の対応はできていないというのが実情でございます。ただ、ご懸念のように、その利用にあたっての影響として、万が一放射性物質が含まれているのではないかとか、そういったことについては、おそれがある場合は検査ということがまず、放射性物質の検査ということになってまいりますので、それらを踏まえてどう対応できるかということになってまいりますので、そこはちょっと個別と言うとあれですけれども、方針の中でこういうふうにするというのはちょっと申し上げにくいのですけれども、利用者の方のほうでそういうご懸念があれば、事前にはかってみて、対応を検討するというようなことで今の段階ではお話しさせていただきたいというふうに思います。 ◆渡辺敏彦 委員  あの線量計でやってみてわからないならば、ちゃんと土とっていって検査しなければだめだよね。線量計で高い、低いの世界で大丈夫なのかな、あれ。 ◎農林整備課長 ため池のところで土を採取して、そして一旦乾燥させるようになるのですが、そのままちょっと水気をとって、それで線量をはかるようになるものですから、ちょっと時間もかかるものですから、そこの場ではちょっとはかることはできないということです。 ◆渡辺敏彦 委員  では、今部長のほうからあったように、もし心配な人がいれば、支所のところに行って、心配な人がいれば、泥をとって持ってきてくださいぐらいの話をしてもいいのでないかなと思うので、その辺、それなりに対応してもらえないかなとお願いをして、終わります。 ◎農政部長 生産者の方のご相談に応じてまいりたいと思いますので。よろしくお願いします。 ◆山岸清 委員  いただいた資料の6ページの防災ダム事業費、これ大笹生ダムも1回抜けたことがあるのだよね。だから、これやってもらうのは大変結構なのだけれども、この事業は県が主体なのかい、市なのかい。これは、市が主体のような気もするのだけれども、どっちだい。 ◎農林整備課管理係長 防災ダムは県の施設でございまして、通常の維持管理は市のほうで県からの委託を受けておりますが、この工事に関しましては全部県が行うような形になります。 ◆山岸清 委員  そうすると、市は協力金を出すというような感じだね。 ◎農林整備課管理係長 市町村は6%の負担金という事業でございまして、6%負担するものでございます。 ◆佐久間行夫 委員  その前の5ページの米の全量全袋検査ですけれども、昨年も不足して補正したのですけれども、昨年は幾らぐらいでしたっけ。覚えていらっしゃいますか。
    農業振興室生産推進係主任 昨年9月の補正で5,827万2,000円の補正を行っております。 ◆佐久間行夫 委員  これ、そもそも30キロの袋からフレコン1トンバッグに変わって、作業効率が上がったのに、米の検査費用とのうまくバランスがとれていないなと思うのですけれども、その辺は皆さんどういうふうに感じているのかなと思っているのですけれども、いかがですか。 ◎農業振興室生産推進係主任 こちらの単価につきましては、県のほうで一括して東京電力と交渉している中で決まってくる単価でございまして、各市町村における地域協議会においてもその単価で対応しているということでございます。 ◆佐久間行夫 委員  それで、何で最後に福島市がその不足分を、県とかほかから予算措置しないで、何で福島市だけで補正で入れなくてはいけないという、今までの流れがどうだったのですか、その辺が。 ◎農業振興室生産推進係主任 米の全量全袋検査につきましては、県のほうで一括して、先ほども言ったとおり、一括して、1袋当たり幾らというような単価で従来進めてきたところでございます。その中には、各市町村の特性に合わせて、かかる経費も変わるだろうということで、単価に上乗せする際に請求する部分ということで、その部分は1袋の単価のほかに請求してきたところでございます。でありますので、基本的に福島市でかかった、持ち出しした経費についても基本的に最終的には賠償金を請求するという形でしてきたところでございます。 ◆佐久間行夫 委員  これ平成24年からそういうことでやっているのだけれども、賠償請求したものはきちんと金が戻ってきているのですか。請求分は、どういうふうな状況なのですか。 ◎農業振興室生産推進係主任 追加的経費として県を通じて東京電力に請求したものにつきましては、平成24年から経費として来ているわけでございますが、最後に賠償金が入ったのが平成27年に請求した分、580万円程度が入ってきたのが最後でして、その後の平成28年、平成29年については、まだ東電と賠償交渉中という形で、結論には至っていないというところでございます。 ◆佐久間行夫 委員  なかなか泣き寝入りみたいな感じになっていて、何で最後は市町村財政厳しいのに負担をしなくてはいけないかということであって、ちゃんとやっぱり東電に賠償請求したものをきちんともらうように努力してもらうしかないのかなと思って、いつも最後は何で福島市が負担しなくてはいけないというの、どうも私は承服できないなと思っているので、よろしく。  あと、次の質問ですけれども、3ページ目の担い手確保経営強化支援事業費ということで、これ北部、北福島地区の施設ですけれども、これは育苗センターみたいなのをつくるという話なのですか。 ◎農業振興室生産推進係長 北福島地区の農業生産法人になるのですが、新たにパイプハウス、育苗センター、ハウス2棟なのですけれども、それぞれの関係を目指すということで、園芸品目も含めて、育苗も含めて、2種類のほうをやりたいということで、経営の基盤を強化していきたいという申し出があって、県のほうと協議して、配分されたということなものですから、今回予算化させていただきました。 ◆佐久間行夫 委員  これは、地域の人・農地プランの中に今まで組み入れていて、地域と相談した中での取り組みだというふうに捉えてよろしいのですか。 ◎農業振興室生産推進係長 当然要件といたしまして人・農地プランの地域での担い手として手を挙げた方が対象となることから、この方は既に以前から人・農地プラン、北福島地区の人・農地プランのほうに担い手として手を挙げていた方ですので、当然最初の入り口の該当者ということになっております。 ◆佐久間行夫 委員  これパイプハウス2棟とその育苗センター関係の施設ということですけれども、どれぐらい水田を受け持つようになるのかということで考えていたらよろしいですか。 ◎農業振興室生産推進係長 2棟のうち一部なのですが、水稲に関しては、実はイチゴのほうをやりたいということでのこれ申し出なので、中心的なのはイチゴのほうで、米のほうも若干やっているので、そういった部分も含めて多角的な形で要望したいという。 ◆佐久間行夫 委員  このパイプハウス2棟の何メートル掛ける何メートル、高さ何メートルなのですか。そこだけ教えてください。 ◎農業振興室生産推進係長 済みません。少々お待ちください。 ○石原洋三郎 委員長  時間かかりそうですか。 ◎農業振興室生産推進係長 ちょっと若干お時間下さい。 ◆山岸清 委員  地籍の、これ農林整備課でやっているのだけれども、私もずっと前から、当選以来大波地区ばかりやっているのね。結局国から予算が来ないから、遅々として進まないのだろうなと思うのだけれども、どうなのだい。これ、いつ完成予定だい。ようやく半分だね。あと20年くらいかかるかい。大波のこの地籍調査。 ◎農林整備課地籍調査係長 ただいまのご質問ですが、現状の進捗率、ここに記載ございますとおり49.28%ということでございますが、今回補正1,000万円、2次補正ついたわけですが、毎年度当初でついてくる分が、国の事業費が約300万円程度、平成30年度の場合ですと260万円の事業費ということで、1年に調査できる面積が約0.03平方キロメートル程度ということで、実施面積の実績がなかなか上がってこないということで進捗率が進まないという内容になってございまして、現在大波地区をやっておりますけれども、まだちょっと時間がかかるというふうに考えてございます。 ◆山岸清 委員  要するにこれ委託料が、これ測量士さんか土地家屋調査士さんに頼む分が835万7,000円、これ測量士がやるのかい、それとも家屋調査士かい、どっちだい。どっちもまざってやるのかい、これ。 ◎農林整備課地籍調査係長 地籍調査の測量に関しては特殊な部分がございまして、地籍調査ができる測量業者ということで、現在市内の1社になっております。 ◆黒沢仁 委員  5ページの米の全量全袋検査なのですけれども、この補正予算とはちょっと視点が違うのですけれども、当初原発事故が起きて、平成24年あたりは多分検査する米の量が30万袋ぐらいあったのではないかと記憶しているのですけれども、その後いろんな経緯があって、大波とか渡利が一時作付を控えた。だけれども、また作付始まって、ことしは異常気象もあって、23万6,000、約24万袋ぐらいになっているという状況なのですけれども、これは作付が間違いなく減っているというような捉え方でよろしいのですか。 ◎農業振興室生産推進係主任 おっしゃるとおり、平成27年度に30万袋になってから、それから毎年低減傾向でございます。毎年1万程度下がってきている形となっていますが、確かに作付が減ってきたという面もあろうかと思います。並びに米をつくるのをやめたと、あるいは人に頼むという形になっていく中で実際に作付そのものが減ってきたというのはあろうかと思われます。 ◆黒沢仁 委員  小作契約結んだって、多分米そのものは間違いなく検査として出てくるのだろうと思うのですけれども、こうやって減っていくということは、これはやっぱりいわゆる大変なことなのかなと。米離れも含めて、やっぱり生産者の意欲も低下しているというのがこういうふうな数字になって、結局放射能の影響とか何かがやっぱり如実にあらわれてきている結果なのかなというような部分で捉えてよろしいでしょうか。 ◎農業振興室生産推進係長 今ほど主任が言ったように、若干なりとも米の生産面積は減っているということで聞いておりますが、先ほど検査品について1トンバッグのほうがふえてきているということで、福島市のほうでは検査場所が出荷前と出荷後ということで2カ所設けているのですが、他の市町村で売れるということも可能なものですから、二本松とか、仲介業者によっては二本松のほうが近いということで、あと伊達のほうが近いということで、福島市産ということで最終的には数量は集計されるのですが、検査袋の数としてはそちらのほうのカウントということにもなります。あとは、たまたま昨年、昨年といいますか、平成30年度に関しては高温、少雨ということで収量自体が減ったということもありますので、急激な面積の低下ということではないと。 ◆黒沢仁 委員  そうしたら、福島市産、福島市でできた米であっても、検査は伊達地区とか、隣の二本松地区とかというような部分で検査をしてもらってもいいというあれなのですよね。そういうふうに考えていいのですね。 ◎農業振興室生産推進係長 検査体制そのものは、どこの市町村もスクリーニングというのは同じですから、それは構わないということです。 ○石原洋三郎 委員長  先ほどの佐久間委員のはまだですね。 ◎農業振興室生産推進係長 ちょっと今確認しています。 ○石原洋三郎 委員長  ほかございますでしょうか。 ◆佐々木優 委員  8ページの2番のスカイパーク整備工事のところなのですけれども、一般質問の際に、中に入る企業が今ちょっと動いていないという話があったと思うのですけれども、それに関連してこの繰り越しというふうに捉えていいということですか。 ◎農業振興室農政企画係長 今回の繰越明許費の部分につきましては、室屋選手のパスファインダー社との協議に日数を要したということでございまして、本会議のほうでご質問のあった企業とはまた違う会社のところになります。 ◆佐々木優 委員  では、その本会議で出たもう一社のほうのその状況というのは今後スカイパークにどういう影響があるとか、ちょっと関係ないのかもしれないですけれども、どういう影響があるというふうに市は捉えているのかなというところをお聞きしたいなと思ったのですけれども。 ◎農業振興室農政企画係長 今現在スカイパークのほうでは多面的利用ということで、農業振興も念頭に入れながら、違う形での利用促進ということも進めているところでございます。そうした中で、今回違う企業が進出計画を凍結したということになりますと、実際その土地利用に係る使用料の減とか、あとは来場者数の減とか、そういったところで影響が出てくるのかなということで認識しております。 ◆山岸清 委員  では、同じ8ページで森林再生事業、この植栽する苗木の確保というのは、苗木は何だい。杉だったらだめからね。花粉。何だい、この苗木は主に。 ◎農林整備課林務係長 苗木につきましては、カラマツと山桜になっております。 ◆山岸清 委員  カラマツというのは芽出しがきれいなやつだね。全部落ちるのだっけか、1回。カラマツと桜ね。山桜。杉ではうまくないわね、花粉症が。今、花粉飛ばない杉もあるのだよね。まあいいや。 ◎農業振興室生産推進係長 済みませんでした。先ほどのパイプハウス、担い手のほうの事業だったのですが、パイプハウス2棟なのですが、3連のを2棟ということで、約700平米のを2棟です。 ◆佐久間行夫 委員  でかいな。3連の2棟。 ◎農業振興室生産推進係長 そうです。 ◆佐久間行夫 委員  こうなっているやつ。 ◎農業振興室生産推進係長 3連を1棟として。 ◆佐久間行夫 委員  なるほどね。700平米、随分大々的なのだ。 ○石原洋三郎 委員長  ほかにご質疑はございますでしょうか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○石原洋三郎 委員長  ほかに発言がなければ、質疑を終結いたします。  次に、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○石原洋三郎 委員長  ご意見がなければ、以上で自由討議、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第33号平成30年度福島市一般会計補正予算中、農政部農業委員会所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○石原洋三郎 委員長  ご異議ございませんので、議案第33号中、農政部農業委員会所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。  常任委員会を休憩し、予算特別委員会経済民生分科会を開会いたします。                午前11時00分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                午後3時53分    再  開 ○石原洋三郎 委員長  経済民生常任委員会を再開いたします。  農政部農業委員会の審査は以上で終了いたしました。  20日水曜日は、午前10時より委員会を開会いたします。  本日はこれをもって散会します。お疲れさまでございました。                午後3時53分    散  会                           経済民生常任委員長  石原 洋三郎...